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Twitter Blueってどんな感じ?

はじめに

Twitter Blue、みなさんは使っていますか?

ついに日本でも2023年の1月11日にTwitter Blueが解禁されました。私はTwitterのヘビーユーザーとして、以前からTwitter Blueの存在が気になっていたので、新しいものを試してみたい気持ちで早速登録してみました。

登録してからおよそ1ヶ月ほど経過したので、実際にTwitter Blueを使用してみて、私が個人的に良いと感じた点、気になった点、今後期待したい点の3点について書いてみます。

Twitter Blueとは?

Twitter Blueについて既に知っている方はこのセクションは読み飛ばしてください。

Twitter BlueはTwitterサブスクリプションサービスです。月額料金を支払ってサブスクリプションに登録したユーザーに対して、認証バッジが付与され、ツイートの編集やブックマークのフォルダ分けやUIのカスタマイズ等の追加の機能が提供されます。

詳細の機能については以下のリンクの通りです。

help.twitter.com

良いと感じた点

ブックマーク機能のカテゴリ分け

個人的に一番良いなと思ったのはこの機能です。

ブックマーク機能は特定のツイートを保存しておいて後から見返すことができる機能です。ブックマーク機能自体はTwitter Blueユーザーでなくても使えるのですが、Twitter Blueではブックマークのカテゴリ分けが出来る様になっています。これは結構便利でした。

私はエンジニアという職業柄、様々な情報をTwitterで収集しているのですが、フォルダ毎にブックマーク出来ると後から特定のツイートを見つけやすくて助かります。元々、NotionやCraft等にTwitterで見つけた便利な情報を保存していましたが、Twitter Blueを使っていればそれらは全てTwitter内で完結できそうです。

カスタムナビゲーション

カスタムナビゲーションはタブを並び替えたり、「話題の記事」「ブックマーク」「自分のプロフィール」等を新たにタブに追加できる機能です。

私は「ブックマーク」をタブに置いていますが、ワンタップでよく使う機能にアクセス出来る点が便利で気に入っています。一見ちょっとした機能にも思えますが、こうした日々の操作の効率をアップできる機能に魅力を感じます。

また使わない機能はタブに表示させないことも出来るので、タブをシンプルにしておくのも良いですね。

気になった点

あくまで個人的な見解ですが、あまり良くないと感じた点についても書きます。

課金画面の表示

Twitter Blueの機能というよりは登録する前の話ですが、課金画面の案内方法が良くないと思いました。

こちらの画面を見ると、Twitter Blueに登録すれば「検索結果の優先表示」や「広告数半分」の機能がすぐに適用される様にも見えてしまいます。「近日公開」の文字をもう少し目立たせるべきですし、これらが一番上に表示されているのも良くないと思います。

実際にTwitterのタイムラインでも、すぐに広告が減ると勘違いされている方を見かけたので、こちらは改善した方が良いと感じました。

広告が半分になる機能

広告が半分になる機能については、個人的にはあまり魅力を感じませんでした。まだ公開されていない機能なので、実際の体験がどれくらい変わるかは分かりませんが、現時点ではあまり期待感がないのが正直な気持ちです。

私はYouTube Premiumに加入していますが、これはTwitter Blueの広告半分とは明確に違う印象があります。おそらくYouTubeで広告が半分になったとしても、課金しないと思います。

私はYouTube Premiumに対して、「広告で見ている動画が中断されて不快な気持ちにならないこと」に価値を感じてお金を払っています。広告の秒数が半分になってもその点は解消されません。

Twitterの現在の状況も踏まえると仕方ないのだと思いますが、広告の非表示は、個人的に一番期待していた機能だったので少し残念な印象を受けました。


こんな機能はどうだろう?

色々気になる点についても触れたので、「こういう機能があったらもっと課金したい!」という機能についても触れてみます。Twitterの内部の事情やコストを無視した勝手な要望ではありますが、自由に書いてみました。

私はTwitterのヘビーユーザーなので、基本的には時短になったり面倒を解消できるものにお金を払いたいと思っています。ヘビーユーザーほどこういう傾向はあるのではないでしょうか。

リンクをデフォルトでブラウザで開く機能

Twitterのリンクはタップするとアプリ内のブラウザが開きます。私は読んだ記事に「いいね」や「LGTM」をしたりコメントを書きたいと思った時に、毎回ブラウザで開き直しています。これが少し面倒に感じています。デフォルトでブラウザで開いてくれる機能があれば喜んで使いますし、お金も払うと思います。

ツイートをすべてデフォルトで日本語に翻訳してくれる機能

YouTubeの動画やコメント欄の様にデフォルトでツイートが日本語に翻訳されていたら良いなと思う時がたまにあります。

Web版であればDeepL Proを使えば実現できますが、アプリでもこれが実現すれば時短になります。

有料noteみたいにスレッドの一部を有料にできる

有益な情報はクローズドな空間に埋もれています。耳が痛い有益な情報はオープンな空間だと炎上しやすいので、そういう尖ったツイートをお金を払った人だけ閲覧できる仕組みがあれば良いなと思います。

投稿者は炎上を恐れずに有益な情報を発信でき、かつマネタイズできる。一方で閲覧者はお金を払うことで有益なツイートを見られる。双方にとってwin-winな仕組みだと思います。

これに近い機能は近いうちに実現しそうな予感もしています。最近のTwitterの動向を見ていると、Twitterのコミュニティー内でマネタイズできる様にする動きが見えるからです。

いいねをTLに表示しないようにする

気軽にツイートをいいねしたいのですが、現状はいいねしたツイートがフォロワーさんのTLに流れてしまうのが気になります。フォロワーさんのTLに表示したくていいねしているわけではなく、本当に拡散したい情報はRTするので、いいねとRTを明確に使い分けられる機能があればうれしいです。

どこまでTLを読んだか印をつけられる

せっかくTLにある色んな方のツイートを見逃したくないので、しおりの様に目印をつけておいて後から続きを見られる仕組みがあるとうれしいです。

さいごに

Twitter Blueを使ってみて、便利な機能はあるものの、まだまだ進化中のサービスだと思いました。

私は新しいものはとりあえず試してみたい性格なので試してみましたが、多くの人にとっては現時点でそこまで登録するメリットがある様には思えませんでした。

Twitterのサービスについては賛否両論ありますが、ここ数ヶ月のサービスの変遷を眺めていると試行錯誤してるのがとても伝わってきて、ワクワクします。

私は1ユーザーとしては昔からTwitterが大好きで応援したいサービスの1つなので、その気持ちも込めてTwitter Blueに登録しています。

今後の動向に期待をしつつ、もうしばらく使ってみようと思います。